私は4社の内の1社で現場リーダーという立場でした。
少しでも、社長の力になればと思い仕事をこなしていましたが、ある日社長から統合の話をされたとき、正直不安しかありませんでした。
今まで同業他社だった職人さんと上手く意思疎通がとれるのか。
現場リーダーとして、規模が大きくなっても職場を管理、監督できるのか。
毎日いろいろな問題も起こりました。
しかし1年ほど過ぎた頃でしょうか。ある変化に気づきました。以前の会社間を超えて職人、スタッフの輪が自然にできてきたのです。それまでは社長の為、自分の為にという気持ちで仕事をしていましたが、徐々に会社の未来の為、みんなの為に頑張ろうという気持ちに変化していきました。
今では、当時の上司に評価され、子会社の経営を任せてもらえるようになりました。
まだまだ、経営者としては未熟ですが、私のように自分の部下から経営に携わる人材を育成できるよう、日々そのための教育、指導に当たっています。
自分は18歳の時に入社し、1年が経った19歳の時にCWCに会社が変わりました。
まだまだ造船所での仕事にも慣れていない時期だったので、他の会社の人と仕事をすることはかなりのプレッシャーでした。
その中で、前向きに仕事をしていたら先輩方が仕事を教えてくれるようになり、いろいろな仕事を覚えることができました。
次第に、配材作業を任せてもらえるようになり船体ブロックの制作の楽しさを知ることができました。先輩方には感謝しています。
現在、まだ20代の私ですが、鉄工職のリーダーを任されています。
今後は、統率力を身につけ、職場全体のリーダーになれるよう、高い目標を持って邁進したいです。
最初は不安を抱え入社しましたが、職場には他にもフィリピン人がいて、私と同じ女の人もいるので、すぐに職場の雰囲気に慣れることができました。
最初は溶接などしたことありませんでしたが、みんな優しく教えてくれるので、楽しく仕事を覚えることができています。
上手になってくるといろいろな箇所の溶接をさせてもらえ、日本人と同じように評価もしてくれます。もっともっと溶接が上手になりたいです。